秋になるとよく見かける臭木。実の色が鮮やかな色ですから、一段と目につきます。
今年はその臭木の実がたくさん手に入りました。無媒染で染められる貴重な素材です。
教室の皆さんにも臭木の実の草木染めの体験を是非してもらいたいと思い、コツコツと採り溜めました。
グツグツと2回煎じて染料をとり、シルクや羊毛を染めます。
いつもは糸紡ぎや織りがメインですが、染めもやるんですよ!
化学染めでは自分の色を追求しますが、草木染めでは色をいただくという気分。
今回も柔らかな淡い色をいただきました。
シルクの方がやはり色がよく入りますね。
それでもウールもなかなかいい色です。
たっぷりの臭木の実を使えたからでしょう。
採り集めるのは大変でしたが、良い色を見ると採った甲斐があったなあ〜!と思えます。
来年も臭木の実が豊作でありますように!